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予想的中

 

 

『他犬との接触厳重注意』

との申し送りを何度も何度も言い渡された上で引き出したジャックおじさん。

率直に言ってしまえば『他犬への攻撃性あり』ということ。

 

 

お散歩ボランティア(こちらをどうぞ→)でセンター内の広場をお散歩させた感触から私個人的には『他犬への攻撃性』は感じられず。

どちらかと言えば好きなんじゃないか?

それよりも『猫は襲う』というほぼ確信に近い予想。

どちらにしても我が家には犬も猫もいるので、本来なら諸手を挙げて『ウチにおいで!』とは言えない状態。

 

 

なのですが…

高齢、ガリガリ、20kg超え(適正体重)、強面、他犬への攻撃性疑惑…

ちょっと思い浮かべてみても、保護団体さんや他の個人ボラさんに引き出してもらうのはなかなか難しい。

 

 

なぜなら…

高齢&ガリガリ=医療ケアにどれだけの費用と時間がかかるか

大きめ&強面=人気がないから里親さまが決まらないかも

他犬への攻撃性=犬の預かりボラさんの家にはほぼ先住犬がいる

 

 

資金面の悩みや不安は個人ボラには付き物(じゃない有名ボラさんもいますが)。

決まりにくい1頭に時間やお金をかけるより、決まりやすい子を次々保護して幸せにしたほうがいい(数に拘る団体さんボラさんは多いですね)。

先住犬がケガしたら?ご近所の犬にケガさせちゃったら?

考えれば考えるほど『他の子』という選択肢のほうに向かっていくでしょう。

 

 

わからなくはないです。

私も心の中で『ごめん。今は無理なんだ』と言いながら保護することを諦めたことはあります。

でもその結果『あの時、保護していれば…』という後悔と無念とが今でも嫌というほど心に残っています。

 

 

うーん…どうする…?後悔するより…

引き受けちゃうか!

あの身体じゃ早く医療ケアもしたほうがいいし、他犬はきっと大丈夫!猫は私が注意してればなんとかなるさ~♪

 

 

と、『なんとかなるさ』感たっぷりでスタートしたジャックの仮宿生活。

前回も書いた通り検査結果は肩透かしをくらうほど問題なし。

犬に対する反応は…

お好きなようです、性別メスが。

若くても年増でも、性別メスなら。

性別オスにはあまり興味ナシ。

ガウられてもスルーしてます。

どこかに怒りの地雷はあるはずですが、いまのところその地雷が踏まれることはありません。

興味のない性別オスたちと散歩中

 

大好きな女子、エアデールテリアのマルちゃんにはグイグイいく

 

 

猫に対しても予想的中。

襲います。

『狙う』ではなく『襲う』です。

猫の存在に気付いた時には既に襲い掛かっている感じ。

(実際には未遂で終わっています。猫たちは無事なのでご安心を!)

2週間の仮宿生活でだいぶ猫への反応は緩んできましたが、未来の里親さまに猫との同居はお勧めしません。

絶対に無理とは言いませんが、相当の注意は必要ですし、お互いへのストレスを考えると望ましくはありませんので。

決してジャックが危険な犬、凶暴な犬というわけではありません。

セッター種やポインター種が鳥を狙うようにDNAに刻み込まれているのと同様、ジャックが持っている習性・特性なだけで、その部分を人間側が配慮すれば問題はありません。

 

 

人に対しては従順ですが、かなりのハンドシャイがあります。

ジャックの身体の近くで手を動かすとビクビクおどおど、時には震えだすので相当叩かれていたんでしょう。

『おすわり』さえも知らないジャック。

きちんとした躾や絆ではなく暴力で従わせていたことは明白です。

(でもフィラリア陰性…予防薬は飲ませてたってなんか不思議…)

心の傷はゆっくり焦らず。

そのうちもう少し明るいおじさんになるでしょう。

 

 

腹減った…じと~~~っと見つめるおじさん

 

 

ジャックの食欲の話はまた次回。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちらっと顔見せ

 

 

重い腰を上げブログを開いたついで…と言っては何ですが。

今やらないと、またいつになることやら…なので。

 

 

新入り来てます!

 

 

ガリガリじいさん…まだオジサンかな。

仮名はジャックです。

こんなに瘦せ細っていますが血液検査は異常なし!(おぉ!素晴らしい!)

目ヤニと若干の皮膚炎が出ていますが、清潔な環境と充分な栄養ですぐに改善するだろうとのこと。

なので早速おタマタマとサヨナラ~

 

 

 

どよ~ん

 

 

まっ、新しい犬生を歩むためだ。

エリカラは暫く辛抱しなさい。

 

 

去勢手術後、特に調子が悪くなることもなく順調に回復しています。

人馴れや性格はまったくもって問題ないので、もう少し体調が整い次第里親さまの募集を始めます。

どうぞ宜しくお願いいたします!

 

 

 

アントニオからアルトに

 

 

 

『伝説の置物』と呼ばれたアントニオ。

トライアル期間満了を待たずして、まったく不安もなく正式譲渡となりました。

今では『アルトくん』として新しい犬生を謳歌しています。

(お届け時、予想に反して勝手にソファで寛いでいる…)

 

 

 

里親さま『募集を見た瞬間、先住犬と並ぶ姿が浮かんだ』

私『アンケートが届いた瞬間、アントニオのおウチは決まったと思った』

というお互いの直感はやはりはずれることはありませんでした。

里親さまの直感通り、早くも並んでます!

 

 

 

無反応な置物のような姿、リードを嚙み千切ってまでも抵抗した姿は過去のものだとしても、まだまだ初対面の人を異常に怖がり、ガタガタ震えて足汗ビッショリになるビビリ。

お届けに向かう約1時間半の道中では吐くわ漏らすわてんやわんや。

ヒトリでの長距離ドライブはセンターから出た時以来。

緊張と不安でいっぱいいっぱいだったでしょう。

トライアル初日からシャンプーして頂くはめになり…

1週間くらいはまた置物に戻るかな…

寂し鳴きが続くかな…お腹ピーピーも続くかな…

 

 

 

という、心配を見事なまでにキレイサッパリバッサリ裏切ってくれました(笑)

 

 

相変わらずワンプロ大好き♪

 

初対面のワンコさんともすぐに仲良し♪

 

少しは猫さんたちにも認めてもらえたかな?

 

 

 

トライアル開始から10日余りでこんなに馴染むことができたのは兄貴分の先住犬さんが一生懸命アントニオを遊びに誘ってくれたおかげ。

そして勿論、そのままのアントニオを優しく見守ってくれた里親さまの大きな愛のおかげです。

アントニオがこの世に生を受けた時には既にUさまご家族と共に暮らすことが決まっていた。と言ったほうがしっくりくるかもしれません。

保護宅は通過点。

我が家という通過点でアホ男子を開花させ(笑)、Uさま宅の先住犬さんとピッタリの性格を露わにし、Uさまにちゃんと見つけてもらえた。

そのくらいアントニオもご家族も楽しく幸せな毎日なんだと、送って頂く近況報告でこちらまで幸せな気持ちにして頂いています。

 

 

 

Uさま、アントニオ改めアルトは動きは雑だし、空気も読めないアホ男子です。

でもご承知の通り、素直で真っすぐで純粋な明るい子です。

これからUさまの元でアルトの良い部分がどんどん引き出され、成長していく姿を楽しみにしています。

かわいいアルトを最期のその時までどうぞ宜しくお願いいたします。

先住犬さんといいコンビになれたね♪